【個展と墓参】
一昨日は友人の個展のお祝いに、昨日は則さんの墓参に行ってきた。
友人の個展はミュージックバーでブルースに包まれて。至福の時。
墓参は則さんの妹さんに同行していただき、深いお話をたくさんさせていただいた。
胸に引っかかっていた事も素直になれた。ありがとうございました。
この2日間、上京して本当によかった。
人を慕うと言う事の豊かさと大切に思っていただける喜び。今回お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。
ザウルス=則さん後継者もいなければ、本家本元もない。生前の最終章に、あいつとあいつは絶対に許せないと言う言葉だけは忘れない。それは最後まで則さんに寄り添ってじかに話を聞いてきた僕に言い切る権利があると思っている。
今回あらためて、則さんが生きていたら、なんて言うかな…と胸に手を当てぶれずに自分の物作りに集中しようと墓前に誓った。
僕はスポーツザウルス時代からその後の倒産、ザウルストレインの立ち上げ、そして則さんの最後を病院で看取り、棺桶を担ぐ1人となり、遺言の散骨に日本全国、世界各地に出向いた経緯がある。
師に対しての深い思い。己の力のなさを墓前にて詫び、貴方の意思を受け止めながら物作りを続けていられる事に感謝し手を合わせた。
ザウルス=則さんそれ以外は何もない。