1.トラウト
1.トラウト : HとUH
皆様御世話になります。
前回,ARIのS/F-HとUHの使い方を説明しますと言っておいて、なかなか釣りに行けずシーズン終盤になってしまいました。
最近の飛騨地方・全国的にですか?異常に雨が多く被災された方も沢山みえるとの事で、まだまだ非常に水位の高い中での釣行になりました。
また被災された方々におかれましては心より御悔み申し上げます。
我が家も以前の飛騨地方の災害時には床上浸水に遭いかなり辛い思いをしました。どうか一日も早い復興をお祈りしております。
今回は水量が多く水流が重い河川をチョイスしました。写真で何処の川か解る方もみえると思いますが河川名は伏せさせて頂きます。
今回この河川はゴルジュが多い河川でしかも増水と上流域に真っ黒な雨雲が在る中での釣行になりました。(鉄砲水に注意)
先ずは上流域です。
大岩の前の流れとその巻き返しを狙います。
水深は約1.5m通常より約40cmくらい増水しています。
いつもならHを使うところですが今回はS-UHを使い水深を稼ぎます。また流れが速い為UHで水流より少しでも遅く流せるよう底流れに入れていきます。
2投目で何とか狙い通りのライン乗せゆっくりと誘うと何時もの岩魚様登場・・・・・
しかしフッキングしない。相当バイトが浅い様子。もう一回流すと今度は咥えてくれました。
前回竿を折ってからへにゃへにゃの竿を使っているのでH・UHだと操作が辛い・・・・
ましてやこんな増水時では・・・
かろうじて取り込めました。
何時もなら川沿いに遡行できるのですが今回はとても無理。次のポイントへ
今度は中流域
こんな感じの場所。
手前の複雑な巻き返しの中を攻めます。
ここではF-UHを使用。8gの重量を生かし浮き波を突き破りボトムへ、着低後、見せる為の大きめのトゥイッチを3回その後くわせる為の連続シェイクトゥイッチを入れると
次は大き目の淵狙い
ここではS/F-UHとS/F-Hを使いました。
重さと動きの違いを考慮して4タイプで攻めて行きます。
まずS-Hで中層をヒラヒラ。F-Hで中層からボトム近くをプリプリ。
S-UHで中層からボトム近く、より深めをヒラヒラ。
最後にボトムをF-UHでネッチョリと攻める。
この時は特に根掛かりに注意!!
ゆっくりと、優しく攻めると
最後に水深のある平瀬
アップクロスでボトム近くにHシリーズを送り込み。大きめのトゥイッチを3回その後くわせる為の連続シェイクトゥイッチ
岩魚様とアマゴ様登場
アマゴ様はお子様でした。
基本的にボトム近くの緩い流れの中を、流速よりさらに遅く流す(泳がせる)事がキモです。
文章では伝えられない事が沢山有ります。今年は無理でも来シーズンには動画で説明出来るよう頑張ります。
追伸
折れてしまった竿の代わりを作成したいのですが、忙しくてなかなか進まず、未だにこんな状況です
実は今回の釣行時、急に水温が下がり、やたら落ち葉が多く流れ始め、水色が白っぽく変化し始めました。
これは鉄砲水や急激な増水の前兆です。
特にトラウトアングラーは単独釣行が多いと思われます。
流域面積が広く、奥が深い谷は気を着けましょう。
- 厳冬期 道東の巨大アメマス 85㎝ (2022-02-08 05:22:22)
- 開発記 アリ・シンキングペンシル (2019-11-20 00:06:03)
- 台風一過の 暴れ川が治った日 (2017-09-23 02:51:53)
- 研ぎ澄まされた秘密兵器 (2017-05-15 07:19:31)
- 道東湿原のヤチマナコと蛇行する原野の流れ 「アメマスとヒグマの森」 (2016-12-07 05:10:58)
- 神秘の湖畔に夕焼けのヒメマスを見た (2016-11-25 06:49:04)
- 夏の衝撃 新たなるウルトラヘビー シンキング ミノーイングの世界 (2016-11-23 04:45:50)
- 真夏の大渇水 ドピーカン ジンクリアーでの本流ワイルドレインボー 「ここでも見せたアリのポテンシャル」 (2016-08-10 07:52:36)
- 不可能を可能にする奇跡のミノー 「アリの爆発的なパフォーマンスを見よ!」 (2016-08-09 08:34:17)
- アリ70 スレっからしサクラマスを狙う秘密兵器 「引きずり出した 70cmオーバーのサクラマス!」 (2016-04-13 06:01:48)