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1.トラウト
1.トラウト : 真夏の大渇水  ドピーカン ジンクリアーでの本流ワイルドレインボー 「ここでも見せたアリのポテンシャル」
投稿者 : hide 投稿日時: 2016-08-10 07:52:36 (3258 ヒット)

真夏の大渇水 

ドピーカン ジンクリアーでの本流ワイルドレインボー

「ここでも見せたアリのポテンシャル」

TOKYO ROD & GUN CLUB 田中 秀人

 

真夏の酷暑35℃超え・・・

この暑さは異常だろう。

人も魚もテンションが落ちる高気温、高水温、ドピーカン、渇水、ジンクリアー・・

5重苦の本流で、誰もが諦めるレインボーのビッグバイトを狙う。

 

そんな、ヒトッコヒトリいない本流でのテクニック。

あのワイルドレインボーはどこにいるのか・・・

 

ズバリ 白泡の落ち込みの直下にいる。

高水温で酸素供給量が多く、外敵の水鳥や猛禽類にも見つからない場所・・

そこは、ガンガン瀬の中から追いやられた弱い小ぶりのアユが追いやられる

格好の捕食場所でもある。

動かず餌を取り、身を守りながら、酸素も十分・・・

エアレーション状態に加え、高水温と酸欠で弱った餌の小魚も落ちてくる。

5重苦を乗り切るにはレインボーも居心地の良い場所を探すのだ。

 

注意することがある。

ポイントを攻略する中で一番やってはいけないことは、

直接この落ち込みへのキャスト。

一発でポイントを潰す上に、レインボーの潜むボトムに入る前に

ルアーが流されてしまう。

とにかく一番大切なことは、

落ち込みの一つ上の段にキャストして斜め上流からスッとあの白泡の下に

ウルトラヘビーシンキングミノー アリをダイレクトに送り込むということ。

しっかり底まで入れたら、ミノーをクロスでターンさせてバイトさせる。

わかりやすく言うと、泡下のボトム付近をアップクロスで通すのである。

一気に落とし込むには6cm 16gのアリ60が必携のウェポンである。

 

レインボーは小粒なルアーを好む。

5cmの小型ミノーへのビッグレインボーの反応はすさまじい。

しかしフックサイズの問題でやられてしまうことがほとんどである。

#6番のフックやしっかりとした太軸シングルフックの装着を考えると

6cmのアリがベストマッチであろう。

さらなるサイズダウンで太軸の強いフックが乗る5cmミノー、

アリ50 ヘビーデューティーの開発も、この釣りのためならば必然となる。

欲しいけど世の中に無いものは自分たちで作る・・・永遠のテーマである。

この宿題には求めるサイズとウエイト、動き、全て明確なコンセプトがあるのだが、

サンレアルの代表でルアーデザイナーのグッチ ヒトシが多忙すぎて、

なかなかそのリクエストのプロトが出来上がってこない。

ここでチョコットだけ催促していじっておこう。

早く作ってくれ・・・どうしても必要なのだ。

もたもたしていると還暦になっちゃうぞ!

 

さてさて長い前置きとうんちくで申し訳ない。

この夏は酷暑の8月。

そんな厳しい条件のすっかり日が上がったドピーカンの日中。

当然・・迷わず大場所の頭へと向かう。

一段上にキャストして泡下の落ち込みにアリ60を送り込む。

ポイントの上流に立ったら、スプーキーなマスが警戒して終わりだ。

アップで狙う本流のボトムトレース。

逆引きでは落とし込みきれない、ドリフトさせての泡下へのアプローチ。

 

一発でドカン!!

42cmの 天然繁殖 飛騨のワイルドレインボー!!

このタイプの50UP 60UP!モンスターの70cmUPも潜む・・・。

まるで海外の魚のように激しく険しい眼光。

完璧なプロポーションに、全鰭刺さるほどのシャープな鰭。

狙いはこのワイルドだ!

 

真夏でもレインボーを釣りたいのか?

よし・・じゃーアリ60UHを引っ提げてあのドピーカンの本流へ向かおう。

あとは貴方に忍耐力と酷暑に耐える体力が備わっているかである。

真夏の真っ昼間ドピーカン 渇水ジンクリアー・・

されどワイルドレインボーのバイト有り!

これもまたアリの独断場である。 

 

夏休みは何するの?

・・マス釣りでしょう!!


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