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投稿者 : win@clue 投稿日時: 2024-04-26 08:33:42 (40 ヒット)

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投稿者 : hide 投稿日時: 2015-05-13 03:34:53 (2121 ヒット)

ARI 60&70 プロト開発釣行記

「嵐の前の尺ヤマメ」 田中 秀人

 

火曜日は僕の休日でフィッシングの日。

今年の火曜日はことごとく雨や増水、濁りとの戦いが続いている。

魔の火曜日が走馬灯のように回転して止まらない。

こういう休日ごとに巡りが悪い年もあるのだが、

そこはポジティブにとらえよう。

 

その状況でどうするのか?

その積み上げが困った時の多くの引き出し作りに繋がる。

案の定、昨日の火曜日は台風襲来の当日であった。

 

朝一から本流を覗くが、ゴールデンウイーク中に休止していた工事の再開で

再び重機が川岸に居座り、昨日川底を掘り返した濁りも入っている。

興醒めして、河川変更のドライブが今日も始まる。

2つ目の区間も濁りが入っている。

少しロッドを振ってみるが生命感に欠けるのですぐに見切りをつける。

またまたドライブで30分移動だ。

河川を変更しよう。

 

移動先の水色は良すぎるぐらい透き通っている。

水がジンクリアーで逆にシビアかもしれない。

もうすでに4時の起床から4時間が経過している。

 

しかしこの見切りをつけて移動した判断が吉と出る。

台風が接近し風は相当強いが、ゴルジェに入り風裏を探して入渓。

出だしから良型のヤマメにイワナに連続してヒット。

ここから2時間わくわくするプライムタイムが続く。

この河川は成魚放流がないので(天然繁殖と発眼卵放流のみ。)

釣れてくるトラウトたちはビンビンのワイルドだ。

 

思い通りの釣り。狙い通りの最高のトラウトたち。

「バッチリはまったな。」

産まれる前の秘密兵器、アリ70プロトに話しかける。

 

現在進行中で開発中のアリ60&70

先日バッチリはまって「もうOKなんじゃないの?」

と話していた60だが、もう少し試してみたいことがあると・・・

そこで少し素材の比重を変えて試してみることにした。

ところがところが意外な結果が・・・そこが面白い。

ほんの少し比重を変えただけで動きが気に入らない。

また前回一番に良かった素材に戻してと、次回プロトをリクエストする。

ぱっと考えてぱっと出来るほど甘くないのが秘密兵器の開発。

前回の素材テストもなんと5種類の比重を変えたプロトで臨んでいた。

その中でバッチリ気に入ったのは一つだけなのである。

それほどシビアなテストを繰り返しフィールドでの開発が続く。

妥協は許さない。

 

これはボディーの形状から始まり、リップの取り付け位置、形、角度。

ウエイトの量、内蔵する位置、当然素材の比重と数多くのチェックポイントを

パズルのように組み合わせながら消去法で最高のセッティングを目指してゆく作業だ。

 

シンキングミノー全盛の時代。

狙いはウルトラヘビーのさらにその先。

エクストラウルトラヘビーの未知なる領域へ・・・。

さらに重くてさらに沈んでさらによく動く。

この相反したパラドックスを一個のミノーに同居させるのである。

究極のEXヘビーウエイト トゥイッチングミノーが奇跡のポテンシャルを

発揮するのだ。

 

60はかなり来ている。

前回の方向性でほぼOK。

そして今回のセッティングでは70が素晴らしくハマった。

気持ち良いぐらいよく泳ぐ脅威のスイムバランス。

「バッチリじゃないか!!」

 

てなわけで、昨日の火曜日は必然的にARI 70の縛りに近い釣りになった。

外見は体高とボリュームのあるボディーだが、動きはビビッドで繊細。

その動きにシビアなヤマメも激高する。

ヤマメ釣りにバルキーな7cmミノー?と思われるかもしれないが、

昨日の条件ではミノーサイズを5から7に上げることにより、

ヒットするヤマメのサイズが上がった。

同行の友人は6センチのザウルスのスパシンメインで、

僕のヤマメより全体で5cmアベレージが下がった。

7cmのサイズがハマったということだ。

良型のヤマメ、美しいイワナ、9寸のヤマメに・・

クライマックスはオスの激しい尺ヤマメ。

腹の下のほうにまで斑点があり、パーマークは細くて

トラ模様のよう。

グレーがかった体色は婚姻色ではなく、この河川の一部支流でみられる

純天然の特殊な色合いの固有種。

いわゆる本ヤマメ。

わかりやすく言えば昔からみられるこの河川特有の在来種。

昔ヤマメだ。

しかも尺越え・・・これは相当うれしい。

 

見事な固有種「虎ヤマメの尺越え。」

文句なしとため息が漏れた・・・。

 

午前10時を過ぎると大木がぐらぐら揺れるほどの強風で

立っているのもつらくなり、新緑の若葉が桜吹雪のように散る。

危険を感じてストップフィッシング。

2時間ほどの集中した時間帯で

10匹のパーフェクトトラウトと出会った。

ARI 60&70の可能性と未だかつてない領域への

アプローチが、次世代のトラウトフィッシングを変えるかもしれない。

それほどまでに、期待と夢を抱かせるプロジェクトなのだ。

 

さてさて、次に上がってくるプロトはかなり明白に形になってくるだろう。

恐ろしい秘密兵器を手にして、

最終段階のテスト釣行に臨む。

 

物凄いものが炸裂する予感がする。

今後の推移と、釣果報告、そしてひたひたと忍び寄る

次世代のニューカマーにご期待いただきたい。

思いっきり期待をあおって、本日はペンを置く。

 

 

間違いなく時代が変わる・・・・・。

It‘s coming soon!!

 


投稿者 : hide 投稿日時: 2015-05-08 05:48:52 (2438 ヒット)

ゴールデンウイーク 激スレのネイティブトラウトとARI

                                                                 田中 秀人

 

今年のゴールデンウイーク。

飛騨の本流は水が太く、ポイント選びに苦戦。

支流群のトラウトの成魚放流はゴールデンウイークに合わせて

真っ盛りを迎える。

当然その区間は激戦区となる。

しかし、僕たちの狙いはワイルド。

無数の足跡。成魚放流の魚たちで騒ぎ立てられた流れで

どうやってネイティブをヒットさせるのか?

 

はっきり言って成魚放流物と天然物ではその習性と釣り方が違う。

成魚放流区間で天然物を狙うことはそれなりの作戦が必要だ。

ホースで大量のボロボロトラウトが流し込まれると、

騒がしくなってワイルド物は警戒して釣りにくくなる。

ましてや、ガンガンに人が通ってスレスレまくって超シビア。

連休の、それも最終日にこの激スレワイルドを狙う。

 

水温もまだベストでなく、ユキシロも後半で水量も多い。

渓流のトラウトプラッギングのアップで釣るには

ようやくシーズンインのスローな状態。

そこにきてゴールデンウイーク。

天然物坊主も当たり前の状況なのだが、

僕らにはアリが有る。

 

アップでUHをおもっきり沈めて、こつこつと底に触れるぐらい

ぶち込んでやる。底の流れよりほんの少し早くルアーを動かせる程度の

スローでラインスラックをとる。

この状態では表層の流れより遅くルアーが流れてくる。

困ったときのスーパースロードリフティング メソッドだ。

オリジナルのバンブーロッド NORIKURA RODと

チューニングされたULのベイトリールが相棒だ。

 

トラウトのサイズはともかく、

ワイルドな川の宝石 アマゴと腹がオレンジ色の谷のイワナ。

ようやくワイルド物シーズンインの残雪が残る渓流で、

激シブの中、出逢ったネイティブたち。

数も10匹ほどだけれど、成魚放流物を避けて、

選んで狙って釣ったワイルド。

会心の釣りとは言えないけれど、絞り出して手にした釣果。

これもまた、未体験ゾーンのボトムまで送り込める

アリ50UHのなせる業。

アリなくしてこの釣果なし。

恐るべし・・・アリ50 UH

 

 

支流を移動してまた別の支流へ。

時間の都合で大場所一か所だけチェック。

堰堤下のどん深でイワナを狙う。

 

テスト中のプロト アリ70mm 15g以上という

スーパーヘビーのトゥイッチングミノー。

実はこれ、もう3年も試行錯誤を繰り返している。

シェイプをいくつも試し、ウエイトパターンをいくつも試し、

リップのサイズ、形、角度、付け位置などを数限りなく試し、

数年熟成してここまで来た。

初期のサンプルはダメ出しして、根底からやり直した。

サンレアル 山口 斉には「納得がいくまで絶対製品化させないぞ」

強く釘を打って進めているプロジェクト。

迷宮に迷い込みながら抜け出して、OKまですぐそこという所まで、

ようやくここまでたどり着いた。

もう一機種 60mmのアリもかなりの線まで来ている。

これで釣りこんで微調整してゆく。

シーズン真っ盛りの大暴れを期待してほしい。

この2機種、来シーズンのスタートにお届けできるよう磨き上げられている。

 

堰堤下のどん深のボトムに着底まで送り込み、

深淵から斜めにフルトゥイッチで引いてくる。

中層まで来たところで追い食いドン。

支流の天然イワナ。

もっと大きいやつを狙っているが、支流の尺は嬉しい。

なんだ、騒ぐほど大物じゃないと思われるかもしれない。

絶望的な状況でのアリの出番。

起死回生のアリのポテンシャル。

新緑の天然林のトンネルで、春の終わり・・初夏への移り変わりに包まれ、

じんわりと浸み入るゴールデンウイーク最終日の釣りであった。

 

 


投稿者 : hide 投稿日時: 2014-08-31 06:10:10 (1450 ヒット)

 皆様御世話になります。

前回,ARIのS/F-HとUHの使い方を説明しますと言っておいて、なかなか釣りに行けずシーズン終盤になってしまいました。
最近の飛騨地方・全国的にですか?異常に雨が多く被災された方も沢山みえるとの事で、まだまだ非常に水位の高い中での釣行になりました。
 
また被災された方々におかれましては心より御悔み申し上げます。  
我が家も以前の飛騨地方の災害時には床上浸水に遭いかなり辛い思いをしました。どうか一日も早い復興をお祈りしております。
 
今回は水量が多く水流が重い河川をチョイスしました。写真で何処の川か解る方もみえると思いますが河川名は伏せさせて頂きます。
今回この河川はゴルジュが多い河川でしかも増水と上流域に真っ黒な雨雲が在る中での釣行になりました。(鉄砲水に注意)
先ずは上流域です。

大岩の前の流れとその巻き返しを狙います。
水深は約1.5m通常より約40cmくらい増水しています。
いつもならHを使うところですが今回はS-UHを使い水深を稼ぎます。また流れが速い為UHで水流より少しでも遅く流せるよう底流れに入れていきます。
2投目で何とか狙い通りのライン乗せゆっくりと誘うと何時もの岩魚様登場・・・・・
しかしフッキングしない。相当バイトが浅い様子。もう一回流すと今度は咥えてくれました。
 
 
 
前回竿を折ってからへにゃへにゃの竿を使っているのでH・UHだと操作が辛い・・・・
ましてやこんな増水時では・・・
かろうじて取り込めました。
 
 
 
 
何時もなら川沿いに遡行できるのですが今回はとても無理。次のポイントへ

 

 
今度は中流域
 

 

こんな感じの場所。
 
手前の複雑な巻き返しの中を攻めます。
ここではF-UHを使用。8gの重量を生かし浮き波を突き破りボトムへ、着低後、見せる為の大きめのトゥイッチを3回その後くわせる為の連続シェイクトゥイッチを入れると

 
次は大き目の淵狙い
 
 

 

ここではS/F-UHとS/F-Hを使いました。
重さと動きの違いを考慮して4タイプで攻めて行きます。
まずS-Hで中層をヒラヒラ。F-Hで中層からボトム近くをプリプリ。
S-UHで中層からボトム近く、より深めをヒラヒラ。
最後にボトムをF-UHでネッチョリと攻める。
この時は特に根掛かりに注意!!
ゆっくりと、優しく攻めると

 

 最後に水深のある平瀬

 

アップクロスでボトム近くにHシリーズを送り込み。大きめのトゥイッチを3回その後くわせる為の連続シェイクトゥイッチ
 
 
岩魚様とアマゴ様登場
アマゴ様はお子様でした。
 
基本的にボトム近くの緩い流れの中を、流速よりさらに遅く流す(泳がせる)事がキモです。
文章では伝えられない事が沢山有ります。今年は無理でも来シーズンには動画で説明出来るよう頑張ります。
 
 
追伸
折れてしまった竿の代わりを作成したいのですが、忙しくてなかなか進まず、未だにこんな状況です
小八賀川ルアー 丹生川村ルアー 小八賀川岩魚 丹生川村ルアー

実は今回の釣行時、急に水温が下がり、やたら落ち葉が多く流れ始め、水色が白っぽく変化し始めました。

これは鉄砲水や急激な増水の前兆です。

特にトラウトアングラーは単独釣行が多いと思われます。

流域面積が広く、奥が深い谷は気を着けましょう。

 


投稿者 : hide 投稿日時: 2014-07-29 14:34:53 (1554 ヒット)

 皆様 御世話に成ります。

7月26日会社の仕事を頑張って夜中に終わらせ、7月27日 宮川村の実家で土砂降りの雨の中 草刈を3時間・・・

やっとで自分の時間が作れました。

宮川村の実家にはタックルを持って行けなかったので、急いで高山へ戻りました。

昼飯を済ませ会社でメールチェックをして14時、朝の宮川村と違ってカンカン照りの猛暑・・・久しぶりに釣りに行きたいけれどこんなんで 釣れるのかな?いやいやその前に体力持つかな?・・・

いつもより水分を多めに持って出撃!

会社の近くの川へ。今回の目標は真夏の高水温期と減水時の釣り方の確認・・・・・かっこいい事を言っていますが実はかなり苦手・・・・・・

こんな感じの川です。

 

何時も通りに流していくけれど反応が薄い。今朝入渓したと思われる足跡も確認。立ち位置から餌釣りの方だと思われます。

夏場のパターンに変更。

浅瀬(15cm位)の石の脇や石の影に着いている活性の高い魚を狙っていきます。ルアーはARI50S-S アップクロスにキャストしてボトムをトレースしながら流れよりゆっくりと誘いながら流していくと、岩の脇から影が走り銀色の もねもねダンス。  

アマゴ様登場。

 

 

次は小さな落ち込みの下の浅瀬狙い。落ち込みの中の深いところを通過させたあと 背尻でエフェクトかけると今度は岩魚様。

その後も浅瀬狙いで岩魚様。

一つ問題なのがこの釣り方だと数は出るけど、大物はあまり期待できない事です。(昼の2時位に釣っておいて大型は高望みでしょー)

ARI50S-S F-Sはウエイトを少なくしてあるので浅瀬~もう少し深いところ(30cmくらいかな)が使いやすいモデルです。

ここでカメラのバッテリーが切れていまい写真はお終いです。

トータル5匹を釣ったところでルアーマンが入渓してきたのでストップフィッシング。

中々釣りに行けませんが。次はF/S-HとF/S-UHを使った釣りを紹介します。

 

 


投稿者 : hide 投稿日時: 2014-06-21 13:42:32 (3505 ヒット)

双六谷は諦め近場の益田川に釣行。

秋神川 朝日村 高根村 ルアー釣り

現場に着いてみると川の中に足跡がいっぱい。(休日の10時位からなら当たり前です。)

攻め方を変えれば何とかなるだろうと取り合えず釣り開始。上の写真とは違う場所からスタートしました、水深と水流からARI50-S-Hをチョイスして数投・・・淵・トロ瀬・早瀬と攻めるが反応が全く無い状況。先行者がいるから?

ここで攻め方を変更、他のルアーでは責めにくい釣り方へチェンジ。アップクロスでキャストしボトムを舐めるようにトリッキーなアクションを入れながら流れよりゆっくりとアピールさせながら魚の口元へ送り込むよう意識して流す方法へ

2投目でアマゴ様

益田川アマゴ 飛騨川アマゴ

次は早瀬の白泡の切れる境界線で同じパターン

秋神川ルアー 飛騨川ルアー 益田川ルアー

型は小さいけれど綺麗な魚体で嬉しくなります。

間髪いれず続けて3匹目     どーしちゃったよ俺ってすげーかも?と自分で自分を誉めながらキャッチしてみると

ウー様

やっぱり凄く有りませんでした。(仲間からウグイ男爵の称号を頂いております。)

次の場所は大きな淵の淵尻。大きな沈み根が幾つも有り、いかにも岩魚様が好きそうな場所

流し方をアマゴ様狙いから変えて、深い所をゆっくり少し派手目のアクションで沈み根のスリットを流すと

 

高根第一ダム 秋神ダム ルアー釣り

木曽川ルアー釣り

飛騨高山 ルアー釣り

友人の写真を真似てみましたが水中で撮影するのは難しいのがよく判りました。

淵の流れ込みでアマゴ様

飛騨川水系アマゴ 飛騨高山ルアー釣りアマゴ

おまけでこんな子まで

今回の釣行はスタートした時間がかなり遅く、先行者が攻めた直後でした。

そんな中でも流し方を変えてやればそこそこ釣りにはなります。もちろん欲しい動きを演じてくれる道具が在っての事ですが・・・・是非ARI-50シーリーズを使ってみて下さい、きっと答えが返って来ます。

カラーの事でよく質問をされるのですが、ナチュラルベイトの視認性は??

ナチュラルベイトの視認性は悪いと思われますが、フィールドではリフレクションが大きくかなり視認性の高いルアーです。川底の色に関係なく抜群の視認性があります。

釣行時間40分アマゴ3匹 岩魚1匹にてストップフィッシング。3年間愛用していたロッドがキャストした瞬間にパンッッという音と共に天寿を向かえてしまいました。ヒビが入っているところをスレッドで巻いて補強していたのですがとうとう寿命がきてしまいました。

自分で修理出来るかな?

ABUガルシア

以上、寝坊をした人の釣果報告でした。

 


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