【アンバサダー モラム】

【アンバサダー モラム】
【アンバサダー モラム】

色々いじってチューニングした
左巻きの
アブ アンバサダー モラムたち。

小型のアンバサダー。
2501c 2601cを愛用していたが、
もはや実用には適さないくらいの
プレミア価格になり、
以前から愛用していた
アンバサダー モラムシリーズの
出番が多くなる。

初代のSX1601c、SX3601c,
これは遠心ブレーキだか、ピーキーな感じでバックラッシュに悩んだ。
チューニングしてベアリング高回転にして、アベイルの4点式遠心ブレーキセットとアベイル マイクロキャストスプールを入れると使いやすくなり2gからキャストできるようにアジャスト出来た。

その後に出たIVCBはダイヤル式遠心ブレーキマックスにしてもピーキーでバックラッシュの嵐。これはチューニング高回転にした上でアベイル マイクロキャストスプールにしてやればかなり投げやすくなる。すごく距離が出るし2gからいける。パーツをIVCBの遠心からマグに変えてやる事も良い選択。ただし後記のマグ厚さ変更がおすすめ。

同時期に発売されたマグは遠心より随分と使いやすい。さらにマグネットをネオジウム2mm厚に変えてやればさらに使いやすい。
ノーマルスプールでもマグは使いやすい。

その次に出た
ウルトラマグは先代のマグより使いにくく、ウルトラとつきながらマグの効きが悪くなり、よりピーキーでバックラッシュしやすい。ウルトラマグはネオジウムマグネット2mmに変えてやればノーマルスプールでも問題なく快適に使える。派生したフォーレルやS2などの機種も基本はウルトラマグ。マグを2mmにネオジウムに交換した方が使いやすい。

ZPIチューニングモデルもあるが、
こちらは手を出していない。
自分のラボにてチューニングしたいからチューニングしたリールの必要性を個人的には感じなかったから。

そしてその全てを解決したのが、
モラムシリーズの最終形ZXシリーズ。こちらはマグの数が4個から8個に増えて快適にブレーキが効く。
ZXのIVCB-4も遠心ブレーキがよく効いて快適。
遠心ブレーキでもZXマグと遜色なく使える。

SXシリーズに手をかけて快適にするか、あるいはZXシリーズの
マグパーツを移植すれば全て解決する。またはマグやウルトラマグのパーツをネオジウム2mmにしても効果抜群。

現在はパーツ類が廃番で手に入らないので、ウルトラマグのマグネットをノーマルの1.5mmから2mmに変えてあげる事が良い選択でしょう。マグはそのままでも良いけど2mmにしてブレーキをも強くしてアベイルスプールが手に入ればベイトフィネスにも使えます。

小型丸型のスウェーデン製、
ベイトフィネスチューニングへの拡張性もあり、美しく品格のあるアンバサダー モラム。
アベイルスプールも1601の2mmから3601の3.6mmまでバリエーションがあったので、フィールドや使用ルアー、ライン、ロッドに合わせて色々なセッティングが出来る事が楽しい。

写真のほかに
ZX 1601 MAG1台と
その他デッドストック新品リール2台と、修理用パーツ取り用リール2台、ピニオンギアやマグネットブレーキセットパーツなど、一生付き合えるようにストックしている。

フレーム削り出し一体式で
強度もあり3601でカムチャッカのスティールヘッドも釣った。
最近、価格が高騰気味だが、まだ機種によっては2〜3万円強で手に入る。少し手を加えたらバリバリに現役で使える性能。
やっぱり丸型。
アンバサダーの魅力ははんぱではない。

今回の内容は個人的な感想と自分のチューニングラボとの組み合わせでの個人的な感想です。
他の意見があって当然だと思いますが興味のある方は参考にしてください。
それだけ魅力のある良いリールです。

web:
norikura-inter.com

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